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平成28年11月号より

「第1回日本陶磁協会「現代陶芸奨励賞」北海道展」の受賞作品が決まりました。
本展審査を、去る9月30日(金)に札幌芸術の森工芸館展示室にて下記審査委員により執り行い、74作品のうち、56点の入選作を選定、さらにそのなかより現代陶芸奨励賞の5作品を下記のとおり決定いたしました。
    「現代陶芸奨励賞」受賞作品:陶芸部門
     「変壺花器」阿妻一直(札幌市)
     「練上鎬壺─淵─」 尾形香三夫(新篠津村)
     「白磁水氷文鉢」北川智浩(江別市)
     「華蓮─かれん─」丹羽シゲユキ(札幌市)
     「girar(ヒラル)─1609─」増原 嘉央理(札幌市)
なお、今回は、産業陶器部門での応募作品はありませんでした。
審査委員は以下のとおり(敬称略)。審査委員長=林屋晴三(日本陶磁協会副理事長・東京国立博物館名誉館員)、審査委員=阿部典英氏(北海道文化団体協議会会長)、磯田憲一氏(公益財団法人北海道文化財団理事長)、唐澤昌宏氏(東京国立近代美術館工芸課長)、佐藤友哉氏(札幌芸術の森美術館館長)、前田正博氏(陶芸家)、森孝一(日本陶磁協会常任理事)。 
本展は11月13日(日)まで札幌芸術の森工芸館にて開催しています。また「日本陶磁協会歴代受賞作家展」も併設し、46作家の作品を展示しています。 詳細は協会ホームページをご覧ください。なお、図録をご希望の方は協会までご連絡ください(電話:03-3292-7124)。一冊2,500円、送料100円。

<11月研究会>
本号にて特集の「戸栗コレクション1984・1985─revival─」展」(12月23(日)まで開催)に合わせて研究会を行います。
    場 所 戸栗美術館(渋谷区松濤1-11-3)一階ラウンジにお集まりください。
    日 時 11月30日(水)午前11時より(所要時間約一時間)
    講 師 黒沢愛氏(同館学芸員)
    定 員 30名
    参加費 入場料のみ(一般1,000円)
    申込方法 電話にて日本陶磁協会事務局(電話:03-3292-7124)までお申し込み下さい。
日本陶磁協会明石後援会が主催する「私の好きなやきもの展III」が10月5日(水)〜16日(日)に明石市立文化博物館2階ギャラリーにて開催され、明石後援会の会員が所蔵もしくは作陶した作品約60点が展示されました。主な展示品として、明石焼菓子鉢、人丸焼皿、珉平焼徳利、丹波焼茶人、出石焼水指などが出品。会員である現代作家の作品としては、市野清治氏、市野雅彦氏、市野元和氏、今西公彦氏、小倉健氏、清水圭一氏、蓬莱昇氏の各作品が出品。また明石焼と関わりのある備前焼の作家の作品も紹介されました。

平成28年度・第37回小山冨士夫記念賞の授与式が10月6日(木)午後6時20分から、千代田区日比谷図書文化館4階小ホールにて行われました。この賞は、昭和50年に逝去された小山冨士夫(1900〜1975)氏の古陶磁に関する業績を永く記念すべく設置されたもので、第1回の楢崎彰一氏以来、古陶磁研究に関する顕著な成果を上げた研究者の方々に対して贈られてきました。
今回は厳選な選考の結果、褒賞の部では該当者がなく、陶磁器に関する調査研究、展覧会の企画及び図録作成等の成果について、今後更なる活動を期待できる若手研究者等に対して贈られる奨励賞の部で、野上建紀氏(長崎大学多文化社会学部 准教授)が受賞されました。野上氏の研究功績としては「肥前陶磁に関する多大な研究実績とその海外流通ルート解明に対する顕著な成果」が挙げられており、長年肥前陶磁の発掘調査に携わり、海外にも広がる肥前陶磁の生産流通史の研究が評価されています。今後もガレオン貿易と肥前磁器の関わりなど、南米、さらにアフリカまでも広がる陶磁器貿易の研究からグローバル化の世界史解明が期待されています。  授与式終了後は、午後7時より同館地下1階のダイニングホールにて受貧者を囲んでの祝賀レセプションが催されました。

作品寄贈記念特別展 人間国宝加藤孝造展」が瑞浪市陶磁資料館(電話:0572-67-2506)にて11月3日(木)〜12月11日(日)に開催されます。加藤孝造氏から瑞浪市に61点(うち氏の作品は58点)を寄贈され、本展ではこれを記念してこれまでの収集作品とあわせて約70点余を出品。

林康央─芸術への希求、陶で挑む」が兵庫陶芸美術館(電話:079-597-3961)にて平成29年2月12日(日)まで開催しています。著名作家招聘事業の第11回目として、戦後、いち早く陶のオブジェを手掛け、現在も意欲的に制作発表を続けている林康夫氏(1928〜)を迎えて展観されます。本展では、戦後の前衛陶芸の先駆けとなった《雲》(1948年)から最新作まで約40点を展観し、気鋭の作家・林康夫が生涯を掛けて陶で挑んだ芸術の世界に迫ります。(92、96頁も参照)

「PUNK 工芸─魂の救済」展が樂翠亭美術館(電話:076-439-2200)にて12月6日(火)まで開催しています(9月号99頁参照)。また、特別展示室では「工芸の世界茶陶を中心に」を併設し、十一代樂吉左衛門・十五代樂吉左衛門・荒川豊蔵・松井康成・三浦小平二の茶陶ほか、走泥社作家の八木一夫・鈴木治・山田光・熊倉順吉などの作品を展示しています。

Setoしごと展 vol.4」を瀬戸市新世紀工芸館(電話:0561-97-1001)で11月20日(日)まで開催しています。出品作家=[陶芸作家]加藤徳美・加藤日奈子・二村藤枝・堀越さち子・モリユミ、[ガラス工芸作家]長谷川清恵。

2016 伊丹国際クラフト展 主題『酒器・酒盃台』」 
海外12か国52名を含む297名、1,430点の応募があり、審査の結果、98名が入選、そのうち8名が入賞されました。大賞は三浦稔幸氏の「Hanataba」(桜・樫・けやき)、他、陶磁関連の受賞作品は下記のとおり。
奨励賞(光陽社賞)=LEE Joonho(韓国)「Dodecagonal Liquor set with clloud patterns」
審査員賞=増原嘉央理「girar」(敬称略)
なお、「入選作品展」が伊丹市立工芸センター(電話:072-772-5557)にて11月12日(土)〜12月25日(日)に開催されます。

第36回長野県工芸展」の受賞作品が決まり、長野県工芸会長賞は佐藤亜都子氏の「型染着物 林廻」が受賞、他、陶芸関係の受賞作品は下記のとおりです。
 長野県知事賞=竹内君則《道標》
 長野県教育委員会賞=西洋伊智朗《ブロスフェルトの水差し》
 信濃毎日新聞社賞=坂口禮子《彩泥文鉢》
 北澤美術館賞=篠田弘明《彩磁山葡萄文器》
 奨励賞=寺島ひとみ《練上薔薇文三角組鉢》(敬称略)
詳細は本誌67〜68頁を参照ください。

第50回記念 女流陶芸公募展」が京都市美術館にて11月23日(祝)〜29日(火)に開催されます。入賞作品については次号に掲載いたします。(69頁、90頁も参照)

第46回公募全陶展」が東京都美術館(電話:03-3823-6921)にて11月17日(木)〜24日(木)に開催されます。19日(土)、20日(日)には受賞者のギャラリートークを予定。入賞作品については次号に掲載いたします。

改組 新 第3回日本美術展覧会(日展)」が12月4日(日)まで国立新美術館(電話:03-5777-8600)にて開催しています。本展は以後、京都市美術館(12月10日〜平成29年1月15日)、愛知県美術館ギャラリー(1月25日〜2月12日)、大阪市立美術館(2月18日〜3月20日)、富山県民会館美術館(4月15日〜5月7日)に巡回します。入賞作品については次号に掲載いたします。(95頁も参照)

アリタノミライ」が11月17日(木)〜19日(土)に九州陶磁文化館ほか佐賀県有田町内各所で開催されます。

わん・碗・ONE展2016」が五条坂・茶わん坂から京都全域にかけて11月1日(火)〜11日(金)に開催されます。会期中には各施設・店舗にて様々な催しがあります。詳細はHPもしくは電話:075-561-4089(陶点晴かわさき)まで。

21世紀鷹峯フォーラム」が10月22日(土)から100日間開催しています(平成29年1月29日まで)。東京には「工芸」にかかわる美術館・博物館、教育機関、研究所、工房、ギャラリー・ショップ、そして料理店、ホテルにいたる施設が密集。工芸とその使い手が集まるこの土地で、「連携」による多彩な仕掛けによって、これまでになかった工芸を体感する100日間です。工芸を「みて」「体験」し「しり」、工芸を取り巻く課題を「考え」、解決のために「参加する」100の機関による約300のイベントが用意されています。詳細はHPをご覧ください。

第6回I氏賞受賞作家展」が岡山県立美術館(電話:086-225-4800)で11月5日(土)〜?12月11日(日)に開催されます。岡山県新進美術家育成「I氏賞」は、岡山県にゆかりのある新進作家の創作活動を支援し、次代を担う美術家を育成することを目指しています。本展では第5回受賞の伊勢崎晃一朗氏・隠崎麗奈氏と第6回受賞の北川太郎氏・光延由香利氏の作品が展示されます。(93頁も参照)