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平成27年6月号より

6月17日(水)に開催の「平成27年度日本陶磁協会茶会」はお陰をもちまして満席となりました。

「第40回古九谷修古祭」が6月20日(土)、21日(日)に開催されます。20日には午前9時30分から後藤才次郎顕彰供養祭の開幕式が医王寺にて行われます。会期中には「古九谷名品展」「現代陶芸展」「古九谷窯跡発掘資料展」「子供作品展」「現代作家作品頒布会」などの催しが芭蕉の館で開催されるほか、21日 午後2時からは中島誠之助氏を講師に文化講演会が行われます(要申込:甲込先:石川県九谷焼美術館 電話:0761-72-7466)。ほか、詳細については山中温泉観光協会 電話:0761-78-0330までお問い合わせください。

平成27年春の叙勲・褒章において下のとおり受章されました。
旭日小授章にイスカンダル・ジャリル氏(シンガポール)が日本・シンガポールの陶芸を通じた交流、相互理解の促進寄与により受章、瑞宝単光章に増渕浩二氏(笠間焼・茨城県笠間市)、伊藤富郎氏(四日市萬古焼・三重県四日市市)、藤田義孝氏(清水焼・京都市山科区)、平川正一氏(備前焼・岡山県備前市)が受章、また黄綬褒章に山口正右衛門氏(正右衛門窯代表・長崎県波佐見町)が受章されました。心よりお祝い申し上げます。

「武雄の現代の陶芸家たち14─美を求めて」展が6月28日(日)まで佐賀県立名護屋城博物館(電話:0955-82-4905)にて間催しています。人間国宝の中島宏氏ほか武雄を代表する「酔陶会」所属作家の近作を紹介するとともに館の保有する「鉄絵」が施された朝鮮半島の古陶磁と、その技法が文禄・慶長の役を経て肥前地域に伝わったことを示す古唐津の作品も併せて紹介されます(99頁も参照)。

「有為自然─岡崎和郎、伊勢崎淳、中西夏之展」が6月7日(日)まで岡山県立美術館(電話:086-225-4800)にて間催しています。本展は、「自然と人間の営みを、芸術を視座にして振り返る」をテーマに、三人の作家がこれまでにない緊密な在り方で一つの空間に共存するよう展示されます。

「北欧の豊かな時間─リサ・ラーソン」展が6月10日(水)〜6月16日(火)にジェイアール名古屋タカシマヤ(電話:052-566-1101)で開催開催されます。スウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソンの初期から現在の、オリジナル作品を含む代表作約230点が出品されます。

「現代・東北 関東 北信越の民陶展」が、6月30日(火)まで日本工芸館(電話:06-6641-6309)にて開催しており、現代生産されている東北・関東・北信越の民陶約80点が出品されています。

「第50回記念西部伝統工芸展」にて朝日新聞社大賞に中尾純氏の「青白磁鉢」(自由作品の部)が選ばれました。他陶芸関係の受賞者は下記のとおりです。自由作品部では、沖縄タイムス社賞に小川洋一氏の「彩色四方組皿」、朝日カルチャーセンター賞に辻浩喜氏の「Shell」、KAB熊本朝日放送賞に津金日人夢氏の「青瓷壺」、奨励賞に五嶋竜也氏の「白磁鉢」が受賞されました。また課題作品の部では、50回記念賞に津金日人夢氏の「青瓷楕円組鉢」と岩男元彦氏の「青釉カレー皿」、日本工芸会西部支部賞に六平氏の「カレー鉢」が受賞されました。

「第112回九州山口陶磁展」の受賞作品が発表されました。うち、1位〜3位までの受賞は以下のとおりです。第一部(美術工芸品・オブジエ)では、応募作品120点(108名)のうち、最高賞(文部科学大臣賞)に沢田一葉氏の「赫い影」、2位(佐賀県知事賞)に宇佐美成治氏の「彩泥線紋火鉢 風音」、3位(有田町長賞)に古潭秀幸氏の「象嵌短冊文花器」が受賞されました。また第2部(産業陶磁器)では、応募作品156点(114名)のうち、最高賞(経済産業大臣賞)に寺内信二氏の「白磁鎬ボール」、2位(佐賀県知事賞)に青木昌勝氏の「氷青磁組鉢」、3位(有田町長賞)に岩永和久氏の「plain Lamp」が受賞されました。

「第8回現代茶陶展」(土岐市主催)の受賞者が次の通り決まりました。TOKI織部大賞に井戸川豊氏の「銀泥彩磁かいわれ文向付」、市制六十周年特別記念賞に百田昭生氏の「彩i水指」、TOKI織部優秀賞に石井和洋氏の「煌彩二重円形切子紋器」、瀬津純司氏の「彩墨流 碗」、降水泉氏の「禾目天目」の3点が受賞されました。ほか奨励賞に岡野圭治氏の「備前叩き長方皿」、中村裕氏の「月下雪原木指」、松谷文生氏の「黎盌」、兼行蔵吾氏の「線蛍茶盌」若尾蔵氏「粉青瓷茶垸」の5点が受賞されました(「東海の陶芸展」記事もご覧ください)。

「第38回伝統九谷焼工芸展・選抜加賀展〜現代九谷の輝き」が石川県九谷焼美術館(電話:0761-72-7466)で7月12日(日)まで開催しています。大賞には吉田幸央氏の「金側手彩色鉢」が受賞されました。

智美術サロン「工芸のなりたち 陶磁、金工、染色、ガラス、漆工で辿る」(全五回)が菊池寛実記念 智美術館(電話:03-5733-5131)にて開催されます(第一回〈陶芸〉は終了)。
第二回「金工:中国青銅器─文様と器形」(講師:中野徹氏)=6月21日(日)
嬉三回「染色:日本の色彩、土の色」(講師:吉岡幸雄氏)=9月27日(日)
第四回「ガラス:ガラスの魅力─起源から現代まで」(講師:谷一尚氏)=10月18日(日)
第五回「漆工:日本文化の顔─うるしの魅力」(講師:室瀬和美氏) =11月8日(日)
いずれも午後3時から、会費3,000円、定員40名、要申込(先着順)。

「TOKYO ANTIQUE FAIR 2015」が東京美術倶楽部にて左記のとおり開催され、銀座黒田陶苑・しぶや黒田陶苑、古美術あさひなど42件の美術店が出店します(入場無料、間合先 電話:03-3272-3970)。
 6月6日(土) 午後3時〜7時
 6月7日(日) 午前10時〜午後6時
 6月8日(月) 午前10時〜午後5時

『陶説』にもご執筆いただき、これまで主に貿易陶磁史や中国陶磁史を研究されてきた亀井明徳氏(専修大学名誉教授)が3月23日に逝去されました。享年75歳。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

唐津の陶芸家、中里重利氏が5月12日に腎不全のため逝去されました。享年84歳。重利氏は人間国宝の十二代中里太郎右衛門氏の三男で、1965年に「三玄壺」で日展特選北斗賞を受賞、日展審査員も務められ、1985年には佐賀県芸術文化功労賞受賞されました。心より御冥福をお祈り申し上げます。