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平成26年9月号より

第26回やきもの文化講座
「日本人が愛したやきもの 第12回 鍋島研究の成果」のご案内
    日時  9月26日(金)午後1時30分より
    場所  根津美術館・講堂
    講師  小木一良氏(鍋島焼研究家)
    参加費 会員2,500円 一般3,000円(入場料込)
    定員  120名(先着順)
これまでの鍋島焼研究の成果を以下の3項目によってお話しします。
〔1〕従来、推考の域を出なかった鍋島誕生期作品「松ケ谷」と「初期鍋島」作品類の制作窯と年代を、近年の大川内山日峰社下窯発掘調査報告と明暦3年1月18日被災の江戸城跡出土陶片類の調査に基づいて検討報告する。
〔2〕江戸中期、廃棄年代の明らかな消費地遺跡(松浦氏邸跡・加賀前田藩邸跡)出土陶片に基づき、2つの文様の制作年代を考察する。
〔3〕江戸末期、町人層所有の鍋島作品数の推定。『陶説』創刊60周年記念論文審査員特別賞論文資料に基づき、その数は2万個以上、数万個と推定。 〔お申込み方法〕電話にて日本陶磁協会事務局(電話:03-3292-7124)までお申し込みください。追って入場券と振替用紙をお送りします。

日本陶磁協会賞制定60年記念茶会のお知らせ
本年は、昭和29年(1954)に陶芸家・加藤土師萌氏の提案によって「日本陶磁協会賞」が制定され、ちょうど60年になります。これを記念して次のとおり根津美術館にて記念茶会を催すことになりました。参加人数は300名までとさせていただきます。昨年に引き続き今回も、日本陶磁協会会員および同伴の方を優先いたしますので、なにとぞ皆様お誘い合わせの上、ご来席賜りますようご案内申し上げます。
              記
    日時 10月31日(金) 午前10時から午後3時まで
    会場 根津美術館
    茶席 濃茶席 披錦斎・一樹庵 席主・梅澤信子
       薄茶席 弘仁亭・無事庵 席主・林屋晴三
       番茶席 閑中庵・牛部屋 席主・協会理事
       点心席 講堂 東京・吉兆
    会費 日本陶磁協会会員 15,000円
       一般  25,000円
〔お申込み方法〕会員番号・お名前・ご住所・電話番号・同伴者人数をご記入の上、日本陶磁協会事務局宛に葉書にてお申込みください(先着順)。折り返し振込用紙、および入館券をお送りいたします。

〔お申込み先〕公益社団法人日本陶磁協会事務局 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-9 日本医事新報社ビル3階(問合せ先:電話03-3292-7124)

高取焼内ヶ磯開窯40年を記念して、筑豊後援会「秋の研修会」が10月5日(日)直方市立直方歳時館(直方市新町1丁目1-18 電話:0949-25-2008)にて開催されます。当日は、内ヶ磯伝世品を展示し、日本陶磁協会事務局長・森孝一による列品解説が午前11時、午後1時、3時の3回に渡って行われます。呈茶付1,000円。お間い合わせは、電話:090-2513-5178 河面まで。

「第10回国際陶磁器展美濃」の受賞者が決まりました。本展は「国際陶磁器フェスティバル美濃」のメイン催事で、「陶装部門」(自由な発想と手法による陶芸作品)と「陶磁器デザイン部門」(計画生産、反復生産を前提としたセラミックスを素材とするデザイン作品)の2部門にて募集。今展では世界60の国と地域、1,247名の作家の作品2,579点の応募作品より次のとおり27点の入賞作が決まりました。
    ・グランプリ
     彩土器/五味 謙二(岐阜県土岐市)
    ・金賞
     志向/神田 樹里(鹿児島県出水市)
    ・銀賞
     ある夜の出来事/田中 知美(愛知県瀬戸市)
     Nerikomi Porcelain「Waterfall」/室伏 英治(静岡県富士市)
    ・銅賞
     Nostalgia13-TW2/OSAMU KOJIMA(三重県伊賀市)
     Beauties or beasts./MARTHA PACH?N RODR?GUEZ(イタリア共和国)
     Big Anas/GUY VAN LEEMPUT(ベルギー王国)
    ・審査員特別賞(榎本徹賞)
     My China Blues/MARTHA RIEGER(イスラエル国)
    ・審査員特別賞(金子賢治賞)
     女子力増殖マシー ン/藤井 実佳(京都府京都市)
    ・審査員特別賞(外舘和子賞)
     Moving Mud/伊藤 遠平(茨城県笠間市)
    ・審査員特別賞(前田昭博賞)
     黒描鳥花文方形 皿/米田 和(石川県能美市)
    ・審査員特別賞(ニコル賞)
     delusion/森 綾(愛知県名古屋市)
    ・審査員特別賞(中島晴美賞)
     Morphology 2/JAMES KEMP(カナダ)
    ・坂崎重雄セラミックス賞
     はざかいの容/山岸 大祐(愛知県豊田市)

    〔陶磁器デザイン部門〕
    ・グランプリ
     KOCHIKU/吉村 敏治(京都府京都市)
    ・金賞
     Snow hill/柳井 友一(石川県金沢市)
    ・銀賞
     frill/小田陶器株式会社、天野 里栄(岐阜県瑞浪市)
     bird in the forest/JOONYOUNG KIM(大韓民国)
    ・銅賞
     UUNI oven pot/ANNA KANTANEN 他2名(フィンランド共和国)
     minamo/高橋 朋子(千葉県八街市)
     Maa ja Lumi - Soil and Snow/NATHALIE LAHDENM?KI(フィンランド共和国)
    ・審査員特別賞(黒川雅之賞)
     Memories/JIYEON KANG(大韓民国)
    ・審査員特別賞(崔宰熏賞)
     Solu/SAMULI HELAVUO(フィンランド共和国)
    ・審査員特別賞(佐藤卓賞)
     Lumos/CLAUDIA BIEHNE(ドイツ連邦共和国)
    ・審査員特別賞(塚本カナエ賞)
     おもてなしのうつわ(宝瓶)/藤井 由香里(東京都三鷹市)
    ・審査員特別賞(唐澤昌宏賞)
     seeds/佐藤 朱理(岐阜県土岐市)
    ・坂崎重雄セラミックス賞
     硝子皿/田中 陽子(岐阜県多治見市)
なお、入賞・入選作品は九9月12日(金)-10月19日(日)にセラミックパークMINO(電話:0572-28-3200)にて展観されます。

陶磁器の祭典「国際陶磁器フェスティバル美濃」が、セラミックパークMINOをメイン会場に多治見市・土岐市・瑞浪市の各地で9月12日(金)-10月19日(日)に催されます。本フェスティバルは3年に1度のトリエンナーレで、陶磁器のデザイン・文化の国際的な交流を通じて、陶磁器産業の発展と文化の高揚に寄与することを目的に開催。先記の「第10回国際陶磁器展美濃」をはじめ「アール・ブリュット美濃展」「Cool Avant-Garde MINOOOO一>く目丁○貰牙ζHZOl世界を動かせ、美濃の與端児たち」「茶席」「美濃妖怪大図鑑〜お祭りコラボレーション〜」など様々なイベントが用意されており、協賛事業として「大織部展」(岐阜県現代陶芸美術館)、「加藤卓男展─オリエントと美濃を結んだ生涯─」(多治見市美濃焼ミュージアム)などの展覧会も開催されます。詳細は公式ガイドブック(500円)またはHPをご覧ください。問い合わせ先:実行委員会 電話:0572-25-4111。

「中島晴美・前田昭博展」が「国際陶磁器フェスティバル美濃」の協賛事業として多治見市文化工房ギャラリーヴォイス(電話:0572-23-9901)にて9月11日(木)-10月19日(日)に開催されます(水曜休廊、午前10時-午後6時開廊(最終日は午後3時まで))。本展は「国際陶磁器展美濃」の陶芸部門審査員でもある中島氏と前田氏による二人展で、9月13日(土)午後1時30分からは同じく審査員を務めたニコル・クーリッジ・ルマニエール氏(セインズベリー日本藝術研究所研究担当所長)と中島氏、前田氏によるシンポジウムが開催されます(予約不要)。

「第9回パラミタ陶芸大賞展」の大賞が見附正康氏に決まりました。展示期間中の6月26日-7月19日に一般の来館者の投票により、有効投票総数1460票のうち見附氏は569票を獲得しました。詳細は井上隆生氏の東海の陶芸展(59-62頁)をご覧ください。

「第61回日本伝統工芸展」が、以下のとおり巡回します。日本橋三越本店(9月17日-29日)、名古屋栄三越(10月1日-6日)、京都高島屋(10月8日-13日)、あべのハルカス近鉄百貨店本店・大阪芸術大学スカイキャンパス(10月16日-22日)、石川県立美術館(10月31日-11月9日)、岡山県立美術館(11月13日-30日)、島根県立美術館(12月3日-25日)、香川県立ミュージアム(平成27年1月2日-18日)、仙台三越(1月22日-27日、福岡三越(2月3日-8日)、松山三越(2月17日-22日)、広島県立美術館(2月25日-3月15日)。受賞者については次号にて掲載いたします。

「setoしごと展vol.3」が瀬戸市新世紀工芸館(電話:0561-97-1001)にて9月28日(日)まで開催されます。瀬戸の陶芸作家、秋山みね子 飯島寿恵・佐藤愛子・佐藤正徳・村上美知恵、5氏の作品約260点が並びます。「新世紀工芸館研修修了生展」も同時開催。

十四代今泉今右衛門氏(昭和37年生)が国の重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)に認定されることになりました。今泉氏は家伝の色鍋島の技法を中心としながら「壁はじき」を発展させた技法を駆使するとともに「プラチナ彩」を加えた表現を行い、伝統技法に独自の作風を確立して色絵磁器の表現に新生面を開き、芸術的にも高い評価を得ています。日本伝統工芸展、日本陶磁協会賞(2011年度)等で受賞を重ね、2009年に紫綬褒章を受章、色鍋島今右衛門技術保存会会長、日本工芸会理事等を歴任して後進の指導・育成にも尽力しています。ほか三島元太郎(能囃子方太鼓)、本阿彌光洲(刀剣研磨)、梅若玄祥(能シテ方)、柳家小三治(古典落語)、山本晃(彫金)、須田賢司(木工芸)各氏もともに認定されます。心よりお祝い申し上げます。

昨年4月1日から賛助会員の募集を始めました。一口一万円で五口からです。現在の賛助会員はイセ文化財団、井上オリエンタルアート、北山美術店、十四代今泉今右衛門氏、神通静玩堂、鈴木藏氏、谷庄、中島宏氏、西川美術店、はごろもフーズ、繭山龍泉堂、ロンドンギャラリー、渡邊三方堂です。心より感謝申し上げます。