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平成25年5月号より

「第63回日本陶磁協会定期総会」を5月17日(金)午後4時から日本医事新報社ビル3階会議室にて行います。追って案内状を郵送いたしますので、同封の出欠の葉書を必ずご返信ください。欠席の場合は葉書の委任状欄に必要事項をご記入のうえ、ご返信ください。

「『陶説』創刊60周年記念茶会」につきましては好評につき満席となりました。

『陶説』創刊60周年記念・第21回やきもの文化講座
    「日本人が愛したやきもの 第8回 李朝染付」
    場所:根津美術館・講堂(東京都港区南青山6-5-1)
    日時:平成25年6月18日(火)午後1時30分より
    講師:伊藤郁太郎氏(大阪市立東洋陶磁美術館名誉館長)
    定員:120名(先着順)
    参加費:会員2,500円、一般3,000円(入館料込み)

    朝鮮時代における染付(青花磁器)は15世紀半ばに開始されますが、15?16世紀の作は稀で、多くは18世紀以降に作られます。日本で美的評価の高い「秋草手」も18世紀、広州金沙里窯の作で、その清楚な美しさには独自な魅力があります。その染付の土台となっている白磁はしっかりとした柔らかい肌合いで、まさに李朝白磁の中心的な存在です。その金沙里窯の後を継いだ広州の分院里(官窯)では、コバルト顔料が豊富に入手できるようになり、分院里独特の精級な作風の染付が生産されるようになります。中国磁器の技術中心の完壁主義とは対照的である李朝染付の自然主義的な造形美について、李朝染付の作品を見ながら、伊藤郁太郎氏にその魅力を語っていただきます。

    お申し込み方法:
    電話にて日本陶磁協会事務局(電話:03-3292-7124)までお申し込みください。追って振替用紙と入館葉書をお送りいたします。
会員のための陶磁研究会を次のとおり展覧会に合わせて開催いたします。
    〈五月研究会〉
    「古染付と祥瑞-日本人の愛した〈青〉の茶陶」展
    場所:出光美術館・レクチャールーム(千代田区丸の内3-1-1)
    日時:平成25年5月31日(金)午前10時30分から(所要時間約1時間半)
    講師:金沢陽氏(出光美術館学芸員)
    定員:30名
    参加費:入館料のみ(一般1,000円)

    今月号に特集記事を掲載した本展覧会について、展示作品の映像を見ながら、金沢氏に解説していただきます。

    研究会に参加ご希望の方は電話もしくはFAXにて日本陶磁協会事務局までお申込み下さい。(電話:03-3292-7124、fax:03-3292-7125)。

公益社団法人認定記念及び『陶説』創刊六十周年記念論文募集のご案内

今年4月より募集を行っておりましたが、常任理事会により、諸般の事情に鑑みて募集期間を来年8月末日まで伸ばすことに決定いたしました。
    テーマ・応募条件
    やきものについての論文で、陶磁文化を社会に広め、文化の発展に寄与するという本協会の活動理念に適ったもので、文章表現はなるべく平易なものを望みます。時代は問いませんが、日本・中国・朝鮮・考古・近現代の五つのジャンルの中より選択していただきます。(日本語で8,000字から12,000字程度)。未発表に限る。

    応募締切
    2013年8月31日(土)消印有効

    応募方法
    市販の四百字詰の原稿用紙、あるいはA4サイズのプリント用紙を使用のこと。参考図版や写真なども規定サイズの用紙(A4)に出力または複写した状態で添付(本文・図版ともデジタルメデイアでの応募は不可)、応募原稿の最初のぺージに規定の応募用紙を添付し、標題と内容のサマリー、氏名、年齢、職業、連絡先を明記のこと。

    審査委員長
    根津公一

    審査委員
    赤沼多佳・荒川正明・伊藤嘉章・井上喜久男・今井敦・大橋康二・片山まび・唐澤昌宏・竹内順一・中ノ堂一信

    発表は2014年1月『陶説』誌上にて行います。表彰は各ジャンルの中より優れた論文と審査されたものに賞状と副賞十万円を4名に授与、さらに、最も優れた論文に最優秀賞として賞状と副賞二十万円を1名に授与いたします。但し、優れた論文が見当たらない場合は賞状と副賞が贈られないこともあります。なお、受賞の論文は『陶説』に掲載いたします。

    応募先
    〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-9 日本医事新報社ビル3階
    公益社団法人 日本陶磁協会 論文募集係

    問合せ
    電話:03-3292-7124/FAX:03-3292-7125
「第22回日本陶芸展」の入賞、入選作品が2月7日、8日の審査の結果、決定されました。審査は第1部(伝統)、第2部(自由造形)、第3部(実用)の部門ごとに賞候補・入選作が選出され、最終的に受賞作品は以下の通り決まりました。

大賞・桂宮賜杯は加藤清和氏(京都市)の「藍三彩 1301」(第1部)、準大賞・日本陶芸展賞は畑石修嗣氏(伊万里市)の「Rin」(第1部)、優秀作品賞・文部科学大臣賞は石嶋哲彦氏(益子町)の「N-FLOWER」(第2部)、優秀作品賞・毎日新聞社賞は藤井隆之氏(柏市)の「吹染蓮図大壼」(第1部)と、坂本章氏(鳥取市)の「緑釉掛分組鉢」(第3部)、特別賞・茨城県陶芸美術館賞は星野友幸氏(国分寺市)の「練継花器」(第1部)、特別賞・TOTO賞は西田宣生氏(南国市)の「碧の器」(第3部)。入賞、入選作品ほか招待作家の作品を公開する展覧会は、東京(大丸東京店)、大阪(大丸心斎橋店)に巡回し、その後、茨城・茨城県陶芸美術館(7月13日〜9月8日)、九州・西日本総合展示場(9月13日〜17日)、愛知・高浜市やきものの里かわら美術館(平成26年1月25日〜3月9日)で開催されます。なお、本誌7月号にて受賞者および審査員による座談会の記事を掲載する予定です。


「第1回瀬戸・藤四郎トリエンナーレ」の審査が4月3日に行われ、117名の出品者の作品より入賞5点、入選70点が決定されました。本公募展は、瀬戸市内の陶土採掘場で“自ら土を採集し”“自ら採集した土で粘土をつくり”“自らその粘土で制作する”、同じ素材で競う公募展で、受賞作品は以下のとおりです。グランプリ(藤四郎賞)は田中良和氏(北名古屋市)の「より土の可能性」、審査員特別賞(秋山陽賞)は前川電光氏(瀬戸市)の「狛犬一対」、審査員特別賞(唐澤昌宏賞)は松永泰樹氏(多治見市)の「大地を潤す」、審査員特別賞(高満津子賞)は福島由子氏(長久手市)の「螢袋文陶筥」、審査員特別賞(中島晴美賞)は加藤秀樹氏(四日市市)の「起望」。審査員は秋山陽氏(陶芸家・京都市立芸術大学教授)、唐澤昌宏氏(東京国立近代美術館工芸課長)、高満津子氏(陶芸研究家)、中島晴美氏(陶芸家・愛知教育大学教授)。受賞・入選作品は瀬戸市美術館にて5月26日(日)まで展示されています。

「萩陶芸家協会設立20周年記念─萩の陶芸家たち展」が5月19日(日)まで山口県立萩美術館・浦上記念館(電話:0838-24-2400)にて開催されています。88名の作家による茶陶や花器、オブジェなどが出品されます。会期中には出品作家の茶碗を用いた呈茶も催されます(86頁参照)。なお入賞作品のみ引き続き5月21日(火)から7月15日(祝)まで展示されます。

「備前現代茶陶の美 2013」が6月2日(日)まで岡山県備前陶芸美術館(電話:0869-64-1400)にて開催されています。人間国宝・伊勢崎淳氏や金重有邦氏など39名の作家および窯元の茶陶が展示されます。

「伊藤慶二+鯉江良二土に宿すかたち─パイオニアたちの仕事」展が樂翠亭美術館(富山市奥田新町2-27 電話:0761-72-7466)にて6月16日(日)まで開催されています。作陶そのものに意義を見い出したやきものを中心に、絵画やインスタレーションの作品などを含め、新作も交えて展覧されます。

「第36回伝統九谷焼工芸展・選抜加賀展─現代九谷の輝き」が5月9日(木)〜7月15日(祝)に石川県九谷焼美術館(電話:0761-72-7466)にて開催されます。5月11日(土)には午後1時30分から学芸員によるギャラリートークが行われます。

「武雄の現代の陶芸家たち XII」が佐賀県立名護屋城博物館(電話:076-439-2200)にて6月23日(日)まで開催、中島宏氏をはじめとする武雄在住の作家十名の作品とともに館蔵の朝鮮陶磁も特別展示されています。

「ボヤージュ 樂吉左衛門展〔2007-2012年〕の軌跡」が佐川美術館・樂吉左衛門館(電話:077-585-7800)にて9月16日(祝)まで開催されています。黒樂茶碗、赤樂茶碗、焼貫黒樂茶碗、フランスRAKU茶碗・花入などこれまで開催された展観より選りすぐりの作品が出品されます(82頁も参照ください)。

「内田鋼一展─うつわからの風景」がパラミタミュージアム(電話:059-391-1088)にて5月10日(金)-7月1日(月)に開催されます。6月2日(日)には午後2時から作家によるギャラリートークがあります。

「第6回新陶彫 東京展」が5月21日(火)-26日(日)にミーツ・ギャラリー(中央区銀座6-7-18ディム銀座ビル10階(電話:03-3571-7818)にて開催され、服部牧子・石黒紀子・川路康典・李美善・前田勝代・中西庸介・小野坂睦・辻勘之・山田尚美各氏の作品が出品されます。

震災により甚大な被害を受けた濱田庄司記念益子参考館の復旧工事が完了し、3月23日(土)に全館オープンしました。前日には記念式典と内覧会が行われ、23、24日には支援への感謝を込めた「再建記念祭」が催されました。参考館(電話:0285-72-5300)では「震災再建記念企画展示庄司の全貌」展が7月初旬(予定)まで開催されています。

「日本のクラフト in Sapporo2013」が札幌芸術の森・工芸館展示ホール(電話:011-592-5111)にて6月23(日)まで開催、第52回日本クラフト展の受賞作品、会員作品、一般公募作品を中心に展示されています。

「東洋陶磁学会・研究会」が5月25(土)に九州国立博物館にて開催され、以下の研究発表が予定されています。東中川忠美氏「古武雄について─窯跡ごとの特色」、弓場紀知氏「エジプト・フスタート遺跡出土のベトナム陶磁について」、家田淳一氏「韓国で発見の肥前磁器」、酒井田千明氏「欧州に伝世する伊万里・染付磁器と清朝・青花磁器について」、遠藤啓介氏「資料紹介:江戸後期における天草陶石の紅毛渡し上田家文書について」。本会は東洋陶磁学会会員のための研究会です。入会希望の方は東洋陶磁学会HP(http://homepage3.nifty.com/toyotoji/)または事務局まで(電話:03-3239-1277)。

「唐津やきもん祭り」が5月5日までJR唐津駅周辺市街地を中心に開催されます。会期中は「日韓やきもん交流展」「春の唐津焼展」「若手陶芸家の唐津焼スタジアム」ほか茶会など様々な催しが企画されています(問合先─唐津商工会議所 電話:0955-72-5141)。

「備前焼大茶会2013〜一期百笑」が備前市のJR伊部駅周辺で5月6日(休)まで開催されます。会期中、備前焼作家との会話を楽しむ工房訪問「おまねきーようこそ陶房へ」が企画されています(事前予約制の工房あり)。また四日には備前焼とお抹茶を楽しむ「備前焼大茶会」が開催されます(会場:伝統産業会館。ほか各作家・窯元での茶席は受付終了となっています)。詳細は岡山県備前焼陶友会のHP(http://www.touyuukai.jp/)もしくは電話(電話:0869-64-1001)にてお問い合わせください。

本号で特集した熊本の高浜焼の窯元も含む、苓北町及び天草町の九窯元による陶器まつり「天草西海岸陶器市春の窯元めぐり」が5月6日(休)まで開催されます(問合先: 苓北町役場商工観光課 電話:0969-35-1111)。

「世界お茶まつり2013-春の祭典」が5月2日(木)から5日(祝)まで富士山静岡空港、島田市お茶の郷ほか県内各地で開催されます。世界大茶会や夜の茶会、世界の茶道具展ほか、様々な催しが開催され、3日にはシンポジウム「新たな茶文化の創造と世界展開」(熊倉功夫氏・パールデクスター氏・土屋葉氏)が、4日には「女性研究者による5茶文化研究発表会」が企画されています。詳細はHP(http://www.ocha-festival.jp) または実行委員会事務局(電話:054-202-1488)まで。11月7日(木)-10日(日)には秋の祭典が開催される予定です。

人間国宝の故島岡達三氏と、益子焼作家の育成と窯業振興を図る目的で「大塚実基金」設立に尽力した大塚商会の創業者、大塚実氏(90歳)が益子町の名誉町民に推挙、可決されました。なお、島岡氏の顕彰を記念して「島岡達三展」が益子陶芸美術館(電話:0285-72-7555)にて7月21日(日)まで開催されています(86頁参照)。

陶芸家の加藤重高氏が4月9日午前10時50分、ぼうこうがんのため名古屋市守山区翠松園2-726の自宅にて逝去されました。85歳。通夜は11日午後7時、葬儀・告別式は12日正午から、名古屋市千種区千種2-19-1、いちやなぎ中央斎場で行われました。喪主は長男・高行氏。陶芸家・加藤唐九郎氏の三男で、1959年から71年まで日展に出展し、特選、北斗賞を受賞。また、1966年度日本陶磁協会賞も受賞されています。心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌

昨年4月1日から賛助会員の募集を始めました。一口一万円で五口からです。現在の賛助会員は井上オリエンタルアート、北山美術店、十四代今泉今右衛門氏、十四代酒井田柿右衛門氏、神通静玩堂、鈴木藏氏、谷庄、中島宏氏、はごろもフーズ、繭山龍泉堂、渡邊三方堂です。心より感謝申し上げます。