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平成23年7月号より

「前田正博・三輪休雪展─2010年度日本陶磁協会賞・金賞受賞記念─」が7月25日(月)から30日(土)まで、日本橋・壷中居3階ホールにて開催されます。今回、前田氏は洋絵具を塗り重ね、焼成を繰り返すことによって、独特で深みのある色合いを表現した作品三十点余を、三輪氏は至高の美や愛と死をテーマに人間存在の重さを問い続けた旧作の中より十点余(非売)をご出品されます。個性溢れるお二人の作品を、この機会にご覧くださいますようお願い申し上げます。

第15回やきもの文化講座「日本人が愛したやきもの 第2回 樂茶碗」
    場所 根津美術館・講堂(東京都港区南青山6丁目5番1号)
    日時 9月6日(火)午後1時30分より
    講師 十五代樂吉左衛門氏
    定員 120名
    参加費 会員2,500円、一般3,000円(入館料込み)

    利休が自らの佗茶の深い思想を、長次郎の一碗の茶碗に托したように、茶の湯茶碗は単なる器という日常工芸以上の深い内容を負い、その小さな造形世界に、時代を語り、時代の美意識を現し、時代に生きる人々の心情、深い思想を負ってきました。まさに時代の「今」を懸命に生きた人々の息吹、人の生き様を内包し、今を生き、今を語り、その前衛精神を貫いてきたと言えましょう。長次郎が樂茶碗を創設して以来、四百余年の茶の湯茶碗の歴史を、桃山時代、江戸時代初期・中期・後期、明治、大正、そして現代という六章の時代に分け、時代ごとに各作品を対時、比較的に展示することにより、各時代の精神性を、茶碗そのものの存在感によって明らかにしようとする試みの展覧会「茶碗 今を生きる─樂歴代と時代を語る名碗─」が10月19日(水)から11月27日(日)まで名古屋の松坂屋美術館で開催されます。その展覧会開催に因んで、十五代樂吉左衛門氏に樂茶碗についての講演をお願いいたしました。

    参加ご希望の方は電話もしくはFAXで日本陶磁協会事務局(電話:03-3292-7124/FAX:03-3292-7125)までお申し込みください。追って振替用紙をお送りいたします。
特別展「郷土の人間国宝加藤孝造展─丸沼芸術の森コレクション─」が7月16日(土)から8月21日(日)まで、瑞浪市陶磁資料館・第2展示室にて開催される。この関連企画として、7月17日(日)午後2時から九州国立博物館館長・三輪嘉六氏と加藤孝造氏との対談が、瑞浪市総合文化センター3階講堂にて開催される。また、8月20日(土)午後2時から東京国立博物館学芸研究部長・伊藤嘉章氏の講演「美濃焼の過去・現在・未来」がミュージアム中仙道にて開催される。詳しくは同資料館(電話:0572-67-2506)までお問い合わせください。

町田市立博物館にて7月16日(土)から9月25日(日)、まで「開窯300年 マイセン西洋磁器の誕生」展が開催されます。それに関連して、7月24日(日)午後2時から陶磁史研究家・松村真希子氏の講演「あなたの知らないマイセン」が催されます。詳しくは同博物館(電話:042-726-1531)までお問い合わせください。

菊池寛実記念智美術館にて開催の「川瀬忍の青磁─天青から静かなる青へ」展(7月9日〜9月25日)に関連して、7月30(土)午後3時より林屋晴三館長による講演会「青磁の名品を語る」が催される。詳しくは、菊池寛実記念智美術館(電話:03-5733-5131)までお問い合わせください。

千葉市美術館にて開催の「浅川巧生誕120年記念 浅川伯教・巧兄弟の心と眼─朝鮮時代の美─」展(8月9日〜10月2日)に関連して、8月27日(土)午後2時より片山まび氏の記念講演会「浅川兄弟と『李朝』のやきもの」、8月20日(土)午後2時より藁科英也氏の市民美術講座「昭和陶芸の古典復興」、9月3日(土)午後2時より森孝一の記念講演会「近代日本の朝鮮陶磁─浅川伯教・青山二郎・安宅英一を中心に─」が催される。先着150名。詳しくは千葉市美術館(電話:043-2221-2311)までお問い合わせください。

第21回茶道文化学術賞の受賞式が6月10日(金)午後6時より、学士会館本館講堂(千代田区神田錦町3-28)にて行なわれました。平成22年度は、選考委員によって慎重審議の結果、茶道文化学術奨励賞に松岡博和氏の『茶の湯と筑前 利休らの足跡と「南方録」の系譜』(海鳥社)が選ばれました。また研究計画に対する茶道文化学術助成金は台湾首府大学応用外国語学科助理教授・前川正名氏の「台湾における茶道教育研究─現状の分析と将来への指針─」と、京都大学大学院文学研究科非常勤講師・井上治氏の「近世前期における茶花と拠入花─その共通点と差異」、同志社大学大学院文化情報学研究科博士課程・宮武慶之氏の「近世津地方の茶の湯─川喜田家の場合─」の3件。また、一般学術図書刊行助成対象は山梨大学教育人間科学部教授・齋藤康彦氏の「近代数寄者のネットワーク」に交付されました。田中仙翁理事長の挨拶、荒川浩和選考委員長の授賞経過報告、そして授賞式に引き続き松岡博和氏による受賞記念講演があり、終了後ビュッフェパーティが催されました。

第36回古九谷修古祭が6月25日(土)、26日(日)の両日、加賀市山中温泉にて開催されました。開幕式の後藤才次郎顕彰供養祭は25日午前九時三十分から医王寺にて。また、古九谷名品展、現代陶芸展、古九谷窯跡発掘資料展、子供作品展、現代作家作品頒布会は25日、26日の両日、芭蕉の館にて行われました。26日午後1時30分より、芭蕉の館にて加賀市教育委員会文化課課長・田嶋正和氏による「近年の発掘成果─古九谷は加賀と肥前でつくられた─」の講演が行われました。

「第6回パラミタ陶芸大賞展」が7月31日まで、三重県菰野町のパラミタミュージアムで開催されている。今回ノミネートされた作家は、伊勢崎晃一郎(岡山県)、加古勝己(兵庫県)、鈴木秀昭(静岡県)、中島晴美(岐阜県)、松本ヒデオ(滋賀県)、和田的(千葉県)の6名。大賞の発表は次号にてお知らせいたします。

「中島勝乃利設楽陶展」が7月5日(火)から16日(日)まで、名古屋の橋本美術(電話:052-262-8470)で開催される。

「キムホノ陶展」が7月7日(木)から18日(月)まで、長岡市のギャラリー栗本(電話:0258-32-9030)で開催される。

「第2回高垣篤茜青姿展」が7月15日(金)から21日(木)まで、新宿の柿傳ギャラリー(電話:03-3352-5118)で開催される。

「川端健太郎展─ニジミテス─」が7月19日(火)まで、富山市の樂翠亭ギャラリー(電話:076-439-2200)で開催される。

「川瀬竹秋作陶展」が7月27日(水)から8月2日(火)まで高島屋京都店(電話:075-221-8811)で開催される。

「石橋裕史作陶展」が7月27日(水)から8月2日(火)まで、日本橋三越(電話:03-3241-3311)で開催される。

「新里明士展」が7月23日(土)から31日(日)まで、笠問のギャラリー曜耀(電話:0296-71-7566)で開催される。

「快山窯うつわ展」が7月28日(木)から8月7日(月)まで、長岡市のギャラリー栗本で開催される。

現代陶芸寛土里の小池喜美子さんが6月11日に死去されました。お通夜は13日午後6時より、告別式は14日午前11時より、台東区下谷1-1-6和光ホールにて行われました。喪主は弟の小池荘介氏。