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平成23年5月号より

平成23年度の会員のための陶磁研究会を次のように展覧会に合わせて開催いたします。
    [7月研究会]
    「明・清陶磁の名品―官窯の洗練、民窯の創造」
    場所 出光美術館・レクチャールーム
      (東京都千代田区丸の内3-1-1)
    日時 7月1日(金)午前10時30分より
    講師 金沢陽氏(同美術館主任学芸員)
    定員 30名
    参加費 参加費入館料のみ(一般1,000円、20名以上の場合は800円になりますので、追って連絡いたします。)


    中国陶磁史のピークのひとつは、官窯・民窯が相和して傑作を作り続けた明・清時代の陶磁に求められます。それらは常に金属器・漆器の風下にあった陶磁器が、芸術品として独自の発展を達成した時期にあたります。本展では、官窯の置かれた景徳鎮の青花・五彩・粉彩などを中心とした景徳鎮磁器に、各地で花開いた特色ある明・清時代の民窯陶磁を加えて、出光コレクションの明・清陶磁の名品を一同に展観し、中国陶磁の究極の成就をご覧いただきたいと思います。

    研究会に参加ご希望の方は電話もしくはFAXで日本陶磁協会事務局(電話:03-3292-7124/FAX:03-3292-7125)までお申し込みください。

    第14回やきもの文化講座
    「日本人が愛したやきもの第1回 朝鮮陶磁・李朝白磁」

    場所 根津美術館・講堂(東京都港区南青山6丁目5番1号 電話:03-3400-2536)
    日時 6月8日(水)午後1時30分より
    講師 伊藤郁太郎氏(元・大阪市立東洋陶磁美術館館長)
    定員 140名
    参加費 会員2,500円、一般3,000円(入館料込み)


    平成23年度から「やきもの文化講座」は根津美術館・講堂にて開催することとなりました。今年度は、日本人が愛したやきものをテーマに、伊藤郁太郎氏(6月)、樂吉左衛門氏(9月)、林屋晴三氏(12月)の御三方に講演していただきます。
    このシリーズは、日本人の美意識をもう一度再確認し、日本人が愛したやきものをもう一度見直してみようという企画です。その第一回目は朝鮮陶磁。なかでも特に人気の高い「李朝白磁」について伊藤郁太郎氏に話していただきます。李朝白磁とは、朝鮮王朝時代に作られた白磁のことで、『五洲衍文長箋散稿」の中には、「わが国の陶磁は潔白なるを以て其の長点とす」という故事が見られます。そして、1460-70年代には官窯(分院)が築かれ、白磁の生産が本格化します。のち、官窯の脇窯や地方窯でも白磁が焼かれますが、官窯と民窯の違い、その歴史、また、日本人が愛した李朝白磁の名品などについて話していただく予定です。なお、当日は李朝白磁の名品を10点ほど会場に展示いたします。

    研究会に参加ご希望の方は電話もしくはFAXで日本陶磁協会事務局(電話:03-3292-7124/FAX:03-3292-7125)までお申し込みください。追って振替用紙をお送りいたします。

「第五十回記念 日本現代工芸美術展」が3月16日(水)から25日(金)まで、金沢21世紀美術館で開催された。今展は引き続き、名古屋・京都・福岡を経て、6月30日から7月6日まで富山県民会館美術館で、7月13日から21日まで神奈川県民ホールで、8月27日から9月4日まで高知市文化プラザかるぽーと市民ギャラリーで、10月7日から11月20日まで身延町なかとみ現代工芸美術館で開催される。今回の受賞者は、陶磁についてのみ述べれば、石川県知事賞は北村鶴代「悠遠」、現代工芸理事長賞は馬場九州夫「漣の詩」、現代工芸本会員賞は辻垣内聖「彩光―星のとばり」、村田真樹「十三夜」、現代工芸本会員記念賞は山中佳寿美「風雪の日本海'11」水無瀬守「未来への階段」、吉田豊一「内なる思い」、川西幹雄「私景―II」、現代工芸特別賞は張清淵「Matrix 2010」、現代工芸賞は眞島美代子「支うこころ―traces一」、大村弘美「環」、鷲塚貞長「詠雪」、現代工芸記念賞は松田清隆「夕凪」でした。

「美濃陶芸協会員の作家が日頃の成果を披露するため、年1回開催される「第38回美濃陶芸展」。今年は88作品が出品され審査の結果、美濃陶芸大賞は青山鉄郎「紫黄彩大皿」、中日陶芸賞は加藤保幸「響生」、中日奨励賞は若尾圭介「青い繭(まゆ)」、青山貴秀「緑彩容〈春景〉」、加藤明子「里の夕映え」、加藤捷信「静寂」の4作品が選ばれました。

田部美術館において「第28回 田部美術館大賞 茶の湯の造形展」が6月5日(日)まで開催されます。受賞内容の詳細については来月のニュースにてご紹介いたします。

「加藤高宏作陶展」が5月4日(祝)から10日(火)まで日本橋三越本館6階特選画廊(電話:03-3241-3311)にて開催されます。

「加藤委展―サンカクノココロ」が5月4日(祝)から10日(火)まで、日本橋高島屋6階美術画廊(電話:03-3211-4111)で開催されます。

「滝口和男展 無題に遊ぶ」が5月4日(祝)から10日(火)まで高島屋京都店6階美術画廊(電話:075-221-8811)にて、5月18日(水)から24日(火)までジェイアール名古屋タカシマヤ10階美術画廊(電話:052-566-8408)にて開催されます。

「山城建司作陶展」が5月1日(水)から17日(火)まで日本橋三越本館6階美術館サロンにて開催されます。

「内田鋼一陶展」が5月10日から21日(土)まで名古屋の橋本美術(電話:052-262-8470)で開催されます。

「辻村史朗展」が5月14日(土)まで、銀座一穂堂サロン(電話:03-5159-0599)で開催されます。

「市野雅彦陶展―デントウとハカク―」が5月18日(水)から24日(火)まで、JR大阪三越伊勢丹6階美術画廊(電話:06-6457-1111)で開催されます。

「伊賀 小島憲二陶展」が5月24日(火)から6月4日(土)まで、名古屋の橋本美術で開催されます。

<「第39回伝統工芸陶芸部会展」が5月25日(水)〜30日(月)に日本橋三越新館7階ギャラリーにて開催されます。br>
「第44回日本陶芸倶楽部会員チャリティー作品発表展」が5月25日(水)から30日(月)まで日本橋三越本館6階特選画廊にて開催されます。福祉に役立てるチャリティー展として約300名が個性豊かな作品を出品いたします。

「九兵衛のまなざし―清水九兵衛没後5年―」展が6月12日(日)まで、京都の中信美術館(電話:075-417-2323)で開催されている。

このたび東日本大震災により被害を受けられました皆様に対して、心よりお見舞申し上げます。一日も早い復興と、皆様の健康を心底ご祈念申し上げます。

さて、被災地への義援金の募集が日本赤十字社をはじめ、各メディア、団体、銀行などが窓口となって行っております。また、インターネットや携帯電話からの送金も可能なようです。会員の皆様も、なにとぞご支援にご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。

窯業関係では、とくに益子と笠間が大きな被害を受けました。益子では仮称・益子焼復興支援センター(Mashiko Pottery Fund)が設立され、笠間では日本工芸会東日本支部茨城研究会が中心になって準備中とのことです。支援金の受付は、益子は足利銀行益子支店普通3009543 益子焼復興支援センター。笠間は常陽銀行笠間支店 普通6241293 日本工芸会東日本支部 茨城研究会 会計大貫博之。支援金についてのお問い合せは、日本工芸会東日本支部 茨城研究会会長 菊池弘氏(電話:0295-55-3922)まで。

東北地方大平洋沖地震被災文化財の救援と修復のための寄附金・義援金の受付窓口が設立されました。銀行振込の場合は、銀行口座 三井住友銀行上野支店 普通6615496 口座名(公財)文化財保護・芸術研究助成財団(※銀行振込の場合、振込者の確認が難しいため、領収書、お礼状の発行等の必要上、同財団事務局に事前に連絡してください。)郵便振替の場合は、振替番号00160-5-12319 加入者名(公財)文化財保護・芸術研究助成財団(※通信欄に「地震」とお書きください。)なお、募金についてのお問い合わせは、公益財団法人文化財保護・芸術研究助成財団〒110-0007 東京都台東区上野公園12-50 電話:03-5685-2311まで。

このたびの震災で被害を受けた笠間において例年どおり「陶炎祭」が4月29日(祝)〜5月5日(祝)に開催されます。場所は笠間芸術の森公園イベント広場。震災復興のためのチャリティーイベントも開催、地震・原発事故で深刻な被害を受けた福島・相馬焼の作品も出展されます。詳しくはHP)、笠間焼協同組合(電話:0296-73-0058)まで。同じく益子でも同期間において「春の益子陶器市」を開催、詳しくは益子町観光協会(電話:0285-70-1120、HP)まで。なお、益子陶芸美術館では「新収蔵品展」(〜7/24)を開催しています。

岡佳子様より『近世京焼の研究」(思文閣出版刊)を、出光美術館より「出光美術館研究紀要』第16号を、中島宏様より『佐賀県の陶芸〜佐賀県陶芸協会会員作品集』を、黒田和哉様より『近世・近代の茶陶窯場名工名鑑』(淡交社刊)をご贈呈いただきました。心より御礼申し上げます。