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平成20年10月号より

平成20年度の会員のための陶磁研究会を次のように開催いたします。
    [10月研究会]
    「茶人のまなざし 森川如春庵の世界」
    場所 三井記念美術館・レクチャールーム
       (中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階 電話03-5777-8600)
    日時 10月29日(水)午前10時30分より
    講師 同美術館参事・赤沼多佳氏
    定員 50名(入場料のみ・参加費無料)


    益田鈍翁に愛された中京の麒麟児、昭和の大茶人、如春庵が蒐集した茶道具・美術品を一堂に会する大展覧会です(10月4日〜11月30日開催)。如春庵は、黒楽茶碗 銘「時雨」、赤楽茶碗 銘「乙御前」の旧所蔵者、また昭和11年刊行の『志野 黄瀬戸 織部』の編者としても知られています。今回は「如春庵と茶陶」を中心に、赤沼多佳氏に講演していただきます。

    [11月研究会]
    「岩崎男爵の古伊万里─華麗なる色絵の世界─」
    場所 静嘉堂文庫美術館講堂
       (世田谷区岡本2-23-1 電話03-3700-0007)
    日時 11月27日(木)午後1時30分より(入館料のみ参加無料)
    講師 同美術館学芸員・長谷川祥子氏


    岩崎彌之助、岩崎小彌太父子蒐集のコレクションを所蔵する静嘉堂は、型物・献上手の質の高い作品が幅広く揃うことで知られています。本展(10月4日〜12月7日開催)では、吉祥慶賀の気分に満ちた金襴手のうつわを中心に、優美で清明な作風の柿右衛門、古九谷や鍋島藩窯の優品も併せ、肥前に開花した華麗なる色絵磁器の世界をご紹介します。11年ぶりの公開となる岩崎家コレクションの古伊万里を、この機会に是非ともご覧ください。
    参加ご希望の方は電話もしくはFAXで日本陶磁協会事務局(TEL.03-3292-7124/FAX.03-3292-7125)までお申し込みください。

「日本陶磁の精華 出光美術館所蔵品展」が、11月24日(月・祝)まで八王子市夢美術館(八王子市八日町8-1ビュータワー八王子2階 電話042-621-6777)で開催される。10月18日(土)午後3時より荒川正明氏(学習院大学教授)、11月1日(土)午後3時より森孝一(日本陶磁協会主任研究員)、また10月4日(土)、11月15日(土)の午後3時からは浅井京子氏(同美術館館長)のギャラリー・トークが行われる。

若手の陶芸家が主体になって開かれる「試みの茶事 美濃茶会」が11月15日(土)、神言会多治見修道院(多治見市緑ヶ丘38)で行われる。実行委員は加藤委、加藤亮太郎、大江憲一、川端健太郎、新里明士、青木良太、長谷川潤子、厚川文子、鈴木伸治、鈴木卓、加藤久美子、桒田卓郎。会費は一万円。参加者は懐石にて使用する折敷を一枚持参とある。岐阜県加茂郡富加町加治田2376 美濃茶会事務局 加藤委 電話090-5862-9376 または新里明士 電話090-1103-5996までお問い合せください。

東美アートフェア「古美術・茶道具・工芸展」が10月17日(金)から19日(日)まで、東京美術倶楽部(東京都港区新橋6-19-15)で開催される。主催は東京美術商協同組合(電話03-3432-0191)入場券は一般1,000円、前売900円。

九谷支部後援の土曜講座が9月から毎月1回(計4回)石川県九谷焼美術館2階ホールで開催されている。講師は陶芸家の長谷川塑人氏。10月4日(土)の第2回は「色絵の発想─私の図案について─」、11月8日(土)の第3回は「九谷諸窯と私の素地、釉薬について」、12月6日(土)の第4回は「継続は力なり─図案日誌について─」各回とも午後1時30分から3時15分まで。受講料は1回につき500円(お茶券付)お申込み、お問合わせは茶房九谷(さろんど九谷事務局)電話0761-72-6366まで。

「日本の漆と暮らし─上神コレクション─」展が10月30日(木)から11月16日(日)まで、浦添市美術館(沖縄県浦添市仲間1-9-2 電話098-879-3219)で開催される。この展覧会は、同館に寄贈された上神亮治氏の漆コレクションの中から、日本の暮らしの中で培われてきた漆器の美を紹介するもの。椀や重箱といった今でも身近な漆器から、提灯やキセル入れなどほとんど使われなくなった道具まで、日本の暮らしとのかかわりをテーマに展示されます。

晩年の小山冨士夫氏が作陶に打ち込んだ「花ノ木窯」(岐阜県土岐市)が、現代アートの展示場として活用されている。「朝日新聞」9月6日付の文化欄には「国際陶磁器フェスティバル美濃の実行委員会が小山の業績や求心力に着目し、今月14日から花ノ木窯の木漏れ日をいかした薪を積んだインスタレーションなどを展示する。関係者は「工房が、いずれは小山先生の遺志を継ぐ陶芸家の創作の場としても活用されることを願っていると話す。」とある。

9月3日(水)K-HOUSEARTS&CRAFTSというギャラリーが、東京都文京区千石3-15-13に誕生した。それまで自宅であった空間をギャラリーに改装したため、通常のギャラリーとは違って、ゆっくりとくつろげる空間だ。そんな生活空間で一ヶ月の間、様々な工芸作品が展示される。
10月1日(水)から26日(日)までは函館在住の作家「苧坂恒治作陶展」が開催される。詳しくは電話03-3941-4147までお問合せ下さい。

陶芸家の和太守卑良氏(本名=和田守弘)が9月7日、膵臓がんのため死去されました(64歳)。自宅は東京都世田谷区大蔵2-3-24-201。告別式は故人の遺志により行わないとのこと。喪主は妻・富喜子さん。1987年度日本陶磁協会賞受賞。心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌