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平成20年8月号より

2007年度日本陶磁協会賞・金賞受賞記念「三原研・鯉江良二展」が8月22日(金)から30日(土)まで、和光並木館5階の和光並木ホールで開催されます。今回会場には、鯉江氏の海外での制作活動の一端を伝える壼、甕、茶碗、酒器などの作品百余点と、静寂で凛とした三原氏の炻器花器と器類五十余点が出品されます。

平成20年度の会員のための陶磁研究会を次のように開催いたします。
    [10月研究会]
    「茶人のまなざし 森川如春庵の世界」
    場所 三井記念美術館・レクチャールーム
       (中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7階 電話03-5777-8600)
    日時 10月29日(水)午前10時30分より
    講師 同美術館参事・赤沼多佳氏
    定員 50名(入場料のみ・参加費無料)


    益田鈍翁に愛された中京の麒麟児、昭和の大茶人、如春庵が蒐集した茶道具・美術品を一堂に会する大展覧会です。如春庵は、黒楽茶碗 銘「時雨」、赤楽茶碗 銘「乙御前」の旧所蔵者、また昭和11年刊行の『志野 黄瀬戸 織部』の編者としても知られています。今回は「如春庵と茶陶」を中心に、赤沼多佳氏に講演していただきます。

    [11月研究会]
    「岩崎男爵の古伊万里─華麗なる色絵の世界─」
    場所 静嘉堂文庫美術館講堂
       (世田谷区岡本2-23-1 電話03-3700-0007)
    日時 11月27日(木)午後1時30分より(入館料のみ参加無料)
    講師 同美術館学芸員・長谷川祥子氏


    参加ご希望の方は電話もしくはFAXで日本陶磁協会事務局(TEL.03-3292-7124/FAX.03-3292-7125)までお申込みください。

富山支部主催の茶会と名品展が9月23日(秋分の日)に富山美術倶楽部(富山市舟橋南町5-9)で開催される。濃茶席は谷松屋・戸田博氏、薄茶席は谷野和敬庵(富山支部長)。講師は林屋晴三理事。なお、薄茶席は今年亡くなられた結城辰三氏の追善の席となります。同支部以外の会員の方々も、是非ご参加ください。臨時会費は一万円。詳しくは富山美術倶楽部内 日本陶磁協会富山支部事務局(電話0764-32-5081)新庄までお問い合せください。

福岡支部の大会が、10月4日(土)午前10時より午後3時まで福岡東洋陶磁美術館(福岡市城南区七隈8-7-42)で開催される。今回は、古瀬戸(灰釉・鉄釉・茶入)について、本部主任研究員の森孝一が解説します。参加費は3,000円。詳しくは福岡支部事務局(電話092-861-0054)上野まで。

第4回「大磯茶会」が9月27日(土)午前10時から午後3時30分まで、JR大磯駅前の「松月」で開催される。濃茶席(沙鷗庵)の席主は壼中居・宮島格三氏、薄茶席(広間)の席主は遊庵・金重有邦氏、点心席は午前10時30分から午後3時まで。定員100名(会費は二万円)。お問い合わせは、大磯茶会事務局・松月(電話0463-61-0037)まで。

「秘蔵の華 桃山陶展」が7月29日(火)から10月5日(日)まで、岐阜県陶磁資料館(多治見市東町1-9-4 電話0572-23-1191)で開催される。この展覧会は、8月1日から開催される国際陶磁器フェスティバル美濃’08協賛事業として個人の秘蔵品を中心に桃山時代から江戸時代前期に美濃で焼かれた瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部の様々な茶道具を90点取り上げ、その魅力を紹介する。

国の重要無形文化財釉裏金彩技術保持者・吉田美統氏の「喜寿記念 吉田美統作陶展」が、7月15日(火)から21日(月・祝)まで日本橋三越本店本館6階美術特選画廊で開催された。この個展は、これまで吉田氏が培ってきた技法の集大成ともいえるもので、大壼、花瓶、香炉など新作約80点が展観された。また、初日の午後5時30分から本館7階特別食堂内・不二の間にてレセプションが催された。乾杯の挨拶は森喜朗元総理。参加者は喜寿にあわせて77名とのこと。陶芸家では原清氏、前田正博氏、佐伯守美氏らの顔が見受けられた。

林屋晴三氏監修、第1回柿傳ギャラリー特撰「現代茶の湯の器展」が7月22日(火)から8月10日(日)まで、柿傳ギャラリー(新宿区新宿3-37-11 安与ビルB2階 電話03-3352-5118)で開催される。出品予定作家は、鈴木藏氏、鯉江良二氏など22名。

日本の女性陶芸家の草分けとして活躍した辻協(本名・協子)氏が7月8日午前4時58分肝臓がんのため東京都内の病院で死去した(享年77歳)。告別式は14日午前11時から東京都渋谷区西原2-42-1の代々幡斎場。喪主は長女、辻けいさん。辻氏は1930年、東京生まれ。女子美術大学洋画科卒。1955年、多摩に辻陶器工房を辻清明とともに設立。1961年、「国際女流陶芸展」出品。1971年、女性初の日本陶磁協会賞を受賞。心よりご冥福をお祈り申しあげます。合掌