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平成14年8月号より

▼日本陶磁協会仙台支部設立50周年記念特別展「伊達家の茶の湯-利休・織部・遠州・道閑・石州・不昧」が平成15年4月18日から5月25日まで仙台市博物館で開催されることになりました。本展では、伊達家と関わりの深かった茶人ゆかりの品々や伊達家旧蔵の茶道具を一堂に会することによって、ひとつの大名家が到達した華麗な茶の湯の世界を紹介します。また、本展を記念して、基調講演、シンポジュウム、茶会なども計画中。詳しくは、追ってご報告いたします。

▼日本陶磁協会が協力して平成15年に開催される「桃山陶に魅せられた7人の陶芸家-陶片に学んだ技と美-」(中日新聞社)の会期・会場は次の通り。山梨県立美術館(4/5〜5/25)、愛知県陶磁資料館(6/14〜8/24)、滋賀県立陶芸の森・陶芸館(8/29〜10/13)、茨城県陶芸美術館(10/18〜12/7)。詳しくは、追ってご報告します。

▼第13回MOA岡田茂吉賞展が7月19日から8月28日まで、MOA美術館で開催されています。今回の絵画部大賞は千住博氏、優秀賞は小田野尚之氏、工芸部門大賞は中川衛氏、優秀賞は田口義明氏。MOA美術館は熱海市桃山町26-2 電話0557-84-2511。

▼「四季の風」と題された陶壁板(上の畑焼)が、この3月に尾花沢市立玉野小学校に設置され、18日の卒業式にお披露目された。制作したのは、上の畑焼陶芸センター代表の伊藤瓢堂さん。作品は縦270センチ、横250センチ。玉野地区のシンボルである2つの森の山容を中心に据え、学校周辺の四季の風情を表す図案と太陽と月を周囲に配したもの。形と絵柄の異なる陶板をパズルのように組み合わせてある。

▼ジャン・ピエール・ヴィオ、濱崎節生、岡本作礼の3人の陶芸家による日仏3人展が8月27日から9月1日まで高伝寺・村岡ギャラリーで開催される。電話0952-24-5556

▼村上正名氏がはじめて本誌に登場したのは、昭和39年11月1日発行の「陶説」140号より。備後草戸千軒町遺跡から出土した陶磁について8回に渡って論稿を連載された。その村上さんが、今年2月9日に亡くなられた。その訃報を伝える新聞記事には、「福山市の芦田川中州に埋もれた『草戸千軒町遺跡』発掘に尽力した元福山女子短大教授の村上正名 (むらかみ・まさな)氏が9日午前7時、肺炎のため福山市の病院で死去した。83歳だった。福山市出身。自宅は福山市旭町7ノ17。葬儀は11日午後1時から福山市奈良津町1の17ノ1、市中央斎場で。喪主は妻登志枝(としえ)さん。旧制中学3年の時、芦田川改修工事で掘り出された土器の破片を発見。広島大福山高教諭を務めながら粘り強く調査の必要性を訴え続け、1961年に始まった発掘調査の中心に。中世の民衆のまちで、「東洋のポンペイ」とも呼ばれた草戸千軒町遺跡を今に伝える原動力となった。」村上氏が死去されて半年が過ぎましたが、本誌と関わりの深かった執筆者でしたので、遅ればせながらご報告いたします。