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平成29年9月号より

2016年度日本陶磁協会賞・金賞受賞記念 重松あゆみ・伊藤慶二展」を9月25日(月)〜30日(土)に東京日本橋、壺中居にて開催いたします。これを記念して本号では特集を組みました。封入のDMとあわせてご覧ください。今展には、お二人の近年の代表的な作品や新作が出品されます。会員の皆様のお越しをお待ちしております。

第2回日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞・九谷展」が9月1日(金)〜9月18日(祝)に石川県九谷焼美術館(電話:0761-72-7466)にて開催されます。関連行事として1日には窯元見学、2日にはギャラリートークがあります。詳細はHPをご覧ください。

平成25年度日本陶磁協会賞受賞の福島善三氏(昭和34生、福岡県朝倉郡東峰村在住)が、国の重要無形文化財「小石原焼」保持者(人間国宝)に認定されることになりました。福島氏は、伝統的な小石原焼の制作技法を高度に体得し、伝統的に用いられてきた原材料や釉薬を研究して、その特質を活かした様々な表現による作品により日本伝統工芸展等で受賞を重ね、高い評価を得ています。また、後進の指導・育成にも尽力されています。ほか、大倉源次郎氏(能囃子方小鼓)、比嘉聰氏(組踊音楽太鼓)もともに認定されます。心よりお祝い申し上げます。

第37回伝統文化ポーラ賞」(平成29年度)の優秀賞を前田正博氏(神奈川)が色絵磁器の制作により、また奨励賞を和田的氏(千葉)が白磁の制作により受賞されました。心よりお祝い申し上げます。

第12回パラミタ陶芸大賞展」の陶芸大賞は、有効投票総数1,357票のうち最多の396票を得た木野智史氏(京都、1987生)に決まりました。(79〜81頁も参照)

陶磁器の祭典「国際陶磁器フェスティバル美濃」が、セラミックパークMINOをメイン会場に多治見市・土岐市・瑞浪市の各地で9月15日(金)〜10月22日(日)に催されます。本フェスティバルは3年に1度のトリエンナーレで、陶磁器のデザイン・文化の国際的な交流を通じて、更なる陶磁器産業の発展と文化の高揚を目的に開催。メイン事業の「第11回国際陶磁器展美濃」(次項参照)をはじめ「「アール・ブリュット美濃展」などイベント多数。詳細はHP(http://www.icfmino.com/)をご覧ください。問い合わせ先:実行委員会 電話:0572-25-4111。

 なお、近隣のとうしん美濃陶芸美術館(100頁参照)、ギャラリーヴォイス・ギャラリー数寄・市之倉さかづき美術館(105頁参照)などでも協賛事業の展覧会を開催しています。

第11回国際陶磁器展美濃
 従来の部門分けを廃止して一本化での募集により世界60の国と地域、2,466点の応募作品より次のとおり入賞が決まりました。なお、入賞・入選作品、142点は9月15日(金)〜10月22日(日)にセラミックパークMINO(電話:0572-28-3200)にて展観されます。
    グランプリ:該当なし
    金賞:「Topological Formation」加藤智也氏(岐阜)、「Hundred Rice Bowls」 SITA WONG氏(中国)
    銀賞:「…風船唐綿・芹・マンゴー・鶏頭・紫陽花・海綿・セロリ・糸瓜・水菜・ドラセナ・百合・蝉・山茶花・舞茸・薊…」山本健史氏(石川)、「Landscape ware」secca inc.(石川)
    銅賞:「The Information Society」LJUBICA JOCIC KNEZEVIC氏(セルビア)、「structural vessel」馬場康貴氏(岐阜県)、銅賞「Prosperity」CAROLINE CHENG氏(中国)、「A Greek Tragedy」EFRAT EYAL氏(イスラエル)、坂崎重雄セラミックス賞「SUPONJI」大久保陽平氏(和歌山)
    審査員特別賞(高橋):「精神構造」黒川徹氏(京都)
    審査員特別賞(Carpenter):「自遊な箱」由良利枝子氏(茨城)
    審査員特別賞(Casali):「Cip Cip」FIORENZA PANCINO氏(イタリア)
    審査員特別賞(藤本):「練継鉢」星野友幸(東京)
    審査員特別賞(Gabet):「食記〜Eating series〜Convenience life,street vendors」舒凡郭氏(台湾)
    審査員特別賞(中田):「関守/no.1〜8」松本優樹氏(東京)
    審査員特別賞(奈良):「殻ヲ纏ウ空」田上真也氏(京都)
 審査員は中田英寿(総合プロデューサー)、奈良美智、藤本壮介、高橋秀治、ジョン・カーペンター、オリヴィエ・ガベ、クラウディア・カザーリの7氏。

MINO茶碗2017」がとうしん美濃陶芸美術館(電話:0572-22-1155)にて9月5日(火)〜平成30年1月8日(祝)に開催されます。美濃の若手作家から人間国宝まで百人百碗が並びます(91、96頁参照)。

「吉左衞門X 70年世代の今」展が佐川美術館・樂吉左衞門館(電話:077-585-7800)にて9月15日(金)〜平成30年3月11日(日)に開催されます。戦後の混乱と再生を背負って生まれてきた世代、その時代の風を受けながら、現在も制作活動を続けている14名の作家たちの今を展示し、自立への道、社会と向かい合った個の精神に、時代がどのような痕跡を残したのかを展観する。出展作家=河原美比古・國松明日香・久保制一・熊瀬紀子・坂倉新兵衛・土屋豊・鶴見修作・登坂秀雄・とさかますみ・日原康・本田悦久・前田精史・吉江庄蔵・樂吉左衞門。なお、9月10日(日)までは「樂吉左衞門館10周年 樂吉左衞門展」開催(93頁参照)。

「人間国宝 加藤孝造 陶・画の世界」展が瑞浪市陶磁資料館(電話:0572-67-2506)にて9月10日(日)〜11月12日(日)に開催されます。

平成の至宝 83選」が薬師寺・食堂(電話:0742-33-6001)にて9月1日(金)〜9月18日(祝)に開催されます。国宝薬師寺東塔平成大修理奉賛として現代工芸界を代表する83名の作家より奉納された作品が展示されます。陶芸家では、伊勢〜淳・伊藤慶二・伊藤赤水・今井政之・今泉今右衛門・永樂善五郎・大樋陶冶斎・金重晃介・川瀬忍・木村芳郎・清水六兵衛・黒田泰蔵・神農巌・鈴木藏・中島宏・原清・深見陶治・福島善三・前田昭博・前田正博・三輪和彦・三輪休雪・森陶岳・森野泰明・八木明・柳原睦夫・吉川正道・𠮷だ美統・樂吉左衞門各氏の作品が出品されます。

第20回MOA岡田茂吉賞展」が9月1日(金)〜10月24日(火)に開催されます。本賞は、創立者の遺志を継承し、日本工芸の優れた作家に賞を贈り、日本美術の発展に寄与することを目的としています。第20回展は、工芸を選考対象として、美術界の第一線で活躍する研究者や工芸家により現在最も活躍する作家17名が推薦され、審査の結果、大賞に林曉氏(漆芸)が選出されました。本展では現代の代表的作家17名(陶芸家=石橋裕史・神農巌・林香君・深見陶治)による作品49点を展観し、現代工芸の最前線を展望します。

第64回日本伝統工芸展」が以下のとおり巡回します。
〔巡回先〕日本橋三越本店(9月20日〜10月2日)、名古屋栄三越(10月4日〜10月9日)、京都〜髙島屋(10月18日〜10月23日)、石川県立美術館(10月27日〜11月5日)、岡山県立美術館(11月16日〜12月3日)、島根県立美術館(12月6日〜12月24日)、香川県立ミュージアム(1月2日〜1月21日)、仙台三越(1月24日〜1月29日)、福岡三越(2月2日〜2月7日)、大阪髙島屋(2月16日〜2月20日)、広島県立美術館(2月23日〜3月11日)

 なお、日本橋三越では下記のギャラリートークがあります(陶芸関係のみ掲載、いずれも12時30分から)。
  20日:神谷紀雄氏(陶芸家)
  23、24日:受賞作家
 受賞作品については次号にてお知らせいたします。

「大磯茶会ご案内」
    日 時 10月28日(土)
    午前10時〜午後3時30分
    ところ 松月(神奈川県中郡大磯町大磯871、JR大磯駅前)
    濃茶席 (沙鴎庵)
      席主 梅澤信子
    薄茶席 (広間)
      席主 佐々木宗清
    点心席 (午前10時30分〜午後3時)
    料 金 2万円
    定 員 100名
    申込先 大磯茶会事務局・松月(電話:0463-61-0037)
近代陶芸展」が渋谷・東急本店・美術ギャラリーにて9月21日(木)〜27日(水)に開催されます。北大路魯山人などの陶芸家の作品が多数展示販売されます(問合先:03-3477-3857)。

当協会顧問の乾由明氏が7月17日、肺炎のため逝去されました。享年89歳。京都大学・金沢美術工芸大学の名誉教授。金沢美術工芸大学長、兵庫陶芸美術館長などを歴任。現代陶芸や西洋近代美術史の研究者・評論家で『眼の論理』『現代陶芸の系譜』などの著書があり、『陶説』にも多数論文を御寄稿いただきました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。